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株式会社U-NEXUS 公式メールマガジン   2021年7月7日号
https://www.u-nexus.com/
《 中小企業の新たな未来を創造する 》
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本メールは過去に株式会社U-NEXUS(ユーネクサス)のスタッフと
名刺交換させていただいた方や交流がある方にお送りしております。
ご不要な方は、最下部より配信停止のお手続きをお願い申し上げます。
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こんにちは!

U-NEXUS代表の上野です。

2021年7月7日号
メールマガジンをお届けいたします。

今日は長野経済研究所での
講師デビューの日です。

タイトルは、

経営者セミナー:VUCA時代の経営戦略とデザイン思考【半日】
~激動の環境変化を生き抜くための思考法を学ぶ~

です。

経営セミナーなので、
もちろん対象者は経営者です。

まだ中小企業には
認知度の低いこのタイトルで、
果たして長野の経営者の方々が
どれだけ反応してくださるのか
少し心配していたのですが、
さすがは同研究所の集客力。

たくさんの方に
お申し込みいただいたようで、
気合いスイッチが入っています。
楽しく、有意義な時間となるよう
しっかり務めてきます!

さて、今日は一昨日(7/5 米国時間)
Amazon.comのCEOを退任された
ジェス・ベゾス氏の功績に敬意を表し、
同氏が創業前に描いたビジネスモデル
(紙ナプキンに書いた絵)
を紹介させてください。

最初に見た時は衝撃ものでした。

ご興味のある方は、検索画面に

「アマゾン 会社概要」

と入力してみてください。

Amazon.comの前CEOである
ジェフ・ベゾス(Jeffrey P. Bezos)
が創業したのは1995年。

考えてみれば、
Windows95が発売された年だったんですね。

私個人としては、
1995年から長野でも株式会社電算が
いち早くインターネットプロバイダー事業
を立ち上げたのを機に、すぐに入会しました。

世界中の情報にアクセスできる
あの感動は今でも忘れられません。

そんなインターネットが誕生して間もない頃に、
World Wide Webの可能性にいち早く気づき、
(当時はWWWって言ってましたよね)
しかも、長期的に繁栄するビジネスモデルを
描いていたとは、さすが世界一の大富豪。

初めの頃はAmazonに対して、

「本は実際に本屋へ行って手に取ってみて購入するものでしょ」
「赤字の会社でしょ?」
「税金払ってないんでしょ」

などと言われ、どちらかというと
あまり良いイメージではなかったように記憶しています。

それが今では我々の生活に
なくてはならないインフラになりましたよね。

その裏には明確なビジョンと
それを実現するビジネスモデルと
実行力があったのだと推察します。

そんなベゾス氏が創業前に
ビジネスモデルを紙ナプキンに描き、
投資家に説明し、資金を集めたそうです。

そのビジネスモデルが以下です。
(絵は同社HPを参照ください)

①customer experience(顧客体験)
 顧客体験が高まれば、
②trafficトラフィック(利用者)
 利用者は増え、
③Sellers(売り手)
 売り手の呼び水となり、
④selection(品揃え)
 品揃えが充実し、
⑤customer experience(顧客体験)
 これにより、顧客体験がさらに向上する
 

⑦Growth(成長)
 こうして人気サイトとなれば、
 ビジネスの規模は拡大していき、
⑧Lower Cost Structure
 コスト構造は下がり、
⑨Lower Price
 これが低価格をもたらして、
⑩customer experience(顧客体験)
 その結果、顧客の経験価値はさらに高まる。

すごくないですか!

この好循環によって、
ベゾス氏の夢である

「世界最大のセレクション」

が実現するというわけです。

ビジネスモデルというと、
金儲けのための考え方
だと思われがちですが、
彼が富豪になれたのは、
世界を豊かにできたからなのでしょう。
その貢献度が、ベゾス氏の豊かさの証なのでしょう。

何度見ても理にかなっているし、
この時期から顧客体験の重要さを知り、
顧客ファーストを掲げていたことを思うと、
本当にすごいです。

ビジネスモデルには、
いろいろな定義があるのですが、
私のお気に入りをご紹介して
締め括りたいと思います。

ビジネスモデルとは、

“企業が如何に機能するのかを説明するストーリー”

(ハーバード・ビジネススクール教授・ジョアン・マグレッタ)

そうだ、今日は七夕ですね。
良い七夕をお過ごしください!

~ 今後のセミナー登壇予定 ~

<長野経済研究所主催>

2021年7月7日(水)13時~16時半

 経営者セミナー:VUCA時代の経営戦略とデザイン思考【半日】
 ~激動の環境変化を生き抜くための思考法を学ぶ~
 https://www.u-nexus.com/seminer0707/

<長野県テクノ財団アルプスハイランド地域センター主催>【満員御礼】

2021年07月13日(火)〜2021年08月03日(火)
7/13、7/20、7/27、8/3 全4回 各回13:30~17:00

デザイン思考オンラインワークショップ
~環境の激変・不確実な時代 価値づくりのキモを学ぶ~
 https://www.u-nexus.com/537-2/

それでは、今日はこの辺で失礼いたします。

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【U-NEXUSスタッフだより】

二刀流、オールスターゲームでの活躍が期待される大谷選手。

こちらは、1台の車両で電動バイクと自転車の二刀流という製品の話題です。
電動バイクとして車道を走り、電動バイクで通れない道を自転車として走る。
そしてコンパクトで折り畳めて、場所を取らず、簡単に車の荷室へ積み込める。
気軽な移動手段として都市部や旅先で活躍しそうな感じがします。

実際に4年前にクラウドファンディングで資金を集め開発され実現しています。
そのクラウドファンディングでは、達成率が4,266%
目標金額3百万円に対し、1億2千8百万円が集まったので、その共感はすごいです。
https://www.makuake.com/project/glafit/

実際に出資者に製品が届き
乗車すると、不便で面倒だねという感想が多かったようです。
ネックとなっている問題、それは、現行法での規制でした。

「原付一種扱い」、原動機を作動させず自転車としてペダル走行させる場合でも、
その属性は変わらず、原付としての運転場所や運転方法に従うことになっています。

例えば、
通勤時に電動バイクとして車道を走り、
途中で近道の公園を自転車として走ることはできません。
想像する便利さが法律違反になってしまう。

この二刀流の移動手段を活かすには、
「自転車モードのときは自転車と同等の扱いとする」という規制の変更が必須。
この規制を変えるには、複数の関係省庁への許可が必要で、とても時間がかかります。
スピードが生命線のベンチャー企業にとってはハードルが高いのが現実です。

そこで、安倍政権のときに成長戦略の一環として導入された
「規制のサンドボックス制度」
本来ならば適用される現行法の規制、これを地域や期間限定で一時的に停止して、実証実験を可能にする制度です。
ドローンや自動走行を使ったサービス・事業の実験は各地で行われています。

二刀流電動バイクも、サンドボックス制度を地元の和歌山県と共同で申請し、
窓口を内閣府の担当へ一本化でき、スムーズに実証実験が行える環境を手に入れました。

2019年からの実証実験を経て、
「モビチェン」という電動バイクと自転車走行の切り替え機構を開発し、
その機構を取り付けることで、課題をクリア。

警察庁での最終確認を経て、車両区分の切替え第1号案件として、
1台の車両で電動バイクと自転車の切替えを認める通達が2021年7月1日に出されました。

共感からのモノづくり
地元自治体を動かし
国の制度を活用

共感を力に、諦めなければ方法がある。

扉を開けた良い事例だなと思いました。

https://glafit.com/

【Apple認定コンサルタントから選りすぐりのサービスやアプリのご紹介】

No.8【Google Workspace(グーグル ワークスペース)】

 ~あらゆる働き方に対応する生産性向上とコラボレーションのツール~
https://workspace.google.co.jp/intl/ja/

Google WorkspaceはGoogleが提供するグループウェアで、
チームで業務を遂行するためのコラボレーションに特化したサービス群です。
業務改善やテレワークの導入、あらゆるケースに対応することができるフレキシブルソリューションです。

導入企業はグローバルで500万企業以上と言われており、
日本でも大企業から中小企業まで数多くの企業が導入しており、導入企業数は日々増加しています。

【Google Workspace の 主なサービス 】

Gmail
・Google が提供するメールアプリです。
・強力かつ柔軟な迷惑メールフィルター。
・強力な検索機能で過去のメール履歴も簡単に探し出すことが可能です。

Google Meet
・Google が提供するビデオ会議ツールです。
・セキュアな環境で安全かつ簡単にビデオ会議を利用できます。

Google カレンダー
・Google が提供する予定管理アプリです。
・予定から Google Meet を開いたり、予定の参加者とファイルを共有したり、他のアプリケーションとの連携も簡単に行うことができます。

Google ドライブ
・Google が提供するオンラインストレージです。
・写真や動画を始め、あらゆるファイルを保存でき、場所や端末を問わずアクセスが可能です。

Google ドキュメント
・Google が提供する文書作成ツールです。
・ご利用のブラウザ上でドキュメント編集することが可能で、Micorosoft Wordのファイルとも高い互換性があります。
・複数のユーザーで一つのファイルを編集することが可能なため、リアルタイムに皆で協力して資料を作成することができます。

Google スプレッドシート
・Google が提供する表計算ツールです。
・ドキュメントと同様にブラウザ上からシートを管理することができ、Micorosoft Wordのファイルとも高い互換性があります。
・複数のユーザーで一つのファイルを編集することが可能なため、リアルタイムに皆で協力して資料を作成することができます。

Google フォーム
・Google が提供するフォーム作成ツールです。
・操作も簡単で、簡易なアンケートフォームなどは即座に作成できます。
・社内アンケートや外部セミナー向けのアンケート等、様々な用途で利用可能です。

いかがですか?
上記は主な機能となりますが、
他にも様々なサービスが用意されています。

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各サービスとも御社独自の活用方法を生み出すことができ、
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